ミミズ基礎研究所

循環器病を予防する「補巡エンザイム」

血液には「凝固」と「線溶」という2つの働きがあります。例えばけがをしたときに血液を固めて止血するのが「凝固」、止血が終わると今度は固めた血液を溶かすために働くのが「線溶」で、健康な人の血管内ではこの2つの働きのバランスがうまくとれていますが、このバランスが崩れるとさまざまな問題が生じます。
ミミズのもつ「補巡エンザイム」はこの線溶の働きに作用し血栓の溶解を促すことがわかっています。

※血管が詰まっていくイメージ(血栓形成)
補巡エンザイムとは、1980年代にワキ製薬と国立大学の共同研究によって発見された動物性酵素です。